映画『少年H』を観てきました。
主人公の少年が昭和5年、その妹が 母と同じ7年生まれ、舞台は母の実家があった神戸 … 遠い日に母から聞いた戦時中の話を映像で確かめる事の出来る機会なので観に行かなきゃ ... と思いました。(・_・)
実際のご夫婦で演じられている水谷豊さんと伊藤蘭さんは、本当にこの映画にぴったりのお父さんとお母さん。主人公の少年も妹役の女の子も、細やかな表情までとても豊かで「上手だなあ」と感心しました。ただ限られた時間での撮影 … 戦前〜戦後の約5年間、成長期であるはずの兄妹の大きくなった感が殆どなかった事に違和感がありました。(?_?;
だから … ? 何となく確かめたい気もあって、母の中学・高校時代のアルバムを開いてみると … 中学3年生の時の写真は、母も友達も皆、今の子に比べると ずっと幼い感じです。高校生になると、随分お姉さんらしくなるのですが一緒に写っている12歳の妹の小さくて可愛らしい事!
当時の女の子って、こんなに幼い雰囲気だったんだと納得しました。
写真を整理する事が大好きだった母は、家族アルバムのほかに子ども達それぞれ別々のアルバムも作ってくれていました。
この1947〜1949年までの写真を貼ったアルバムは、多分その後、何十冊と続くアルバムの第1号! 昭和22年の秋、校庭で初めて撮ったというクラスの集合写真から始まっています。
写真 一枚一枚に対する説明書きや挿し絵が、いっぱい添えられていて、今のようにコラージュのパーツなど何もない時代だったにもかかわらず、とても楽しみながら写真を貼っていた 母の様子が目に浮かびます。
裏表紙が無くなってしまった古いアルバムですが、これからもずっと大切に持っていたいと思っています。
当時のセピア色の写真は色褪せる事なく、また糊できっちり貼ってあるので剥がれてくる事もなく、きれいに残っています。(n_n)v
でもその後の、写真コーナーを使ったり透明フィルムに挿む形のアルバムに収めた写真は、接着剤が剥がれて残念な状態になってしまった物が数多くあり、カラーになったばかりの頃の写真は色が変わってしまって ... (--;)
今はパソコンに入れたままの写真が、どんどん貯まり続けていますが「母が生きていたら どうしてるかしら?」と ふと考えている 8月15日です。
posted by マリアンヌ at 16:56
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